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防音壁


ミドルクラスの防音壁製作!!

ここでの“ミドルクラス”とは「なるべく薄く」「つけ外し可能」「高音〜低音をかなりカット」「吸音+遮音」を実現する壁の意味です!!


防音の原理については「-覚書-吸音遮音について」にて説明しています。


枠組み

さて、まずは枠組みです。
枠には人口木材のデッキ用板を使用しました。(寸法は記憶ですが2000mm×150mm×23mmです)
内側の木材は断面30mm×40mmでこの30mmを中空層にします。

枠組み

枠内に納まるようにコンパネをはめます。


枠組み

内側では遮音シートをタッカー止めにして隙間はコーキングで固めます(密閉された中空層を作るため
間が切れているのは開口部を設定した為です。
狭い空間で只の壁では息苦しいので。

枠組み

遮音シートの手前には高性能グラスウール(アクリアウールα36K105mm厚)を敷き詰めます。

枠組み

敷き詰め前に窓受け枠を上下につけています。だいぶ形になってきましたがこの時点ではほぼ効果ゼロです。

というのも、隙間や開口部があるだけで効果が確認できないので丁寧に焦らず製作しなければなりません(とりわけ取り外す場合)
正直このとき効果が感じられなくてかなり焦ってます。

次はいよいよ効果を実感できるようになった窓づくりです。



ちなみに防音壁を置いているコンクリートっぽい部分は「天端レベラー」(セルフレベリング剤)という高流動(水っぽい)セメントで、流し込むだけで水平が出せるというものを使用しました。

これが無いと隙間の処理が面倒になりますのでオススメです。あまりいじりすぎないことをお勧めしときます。



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