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ドアの防音工事


3つの要件のバランスが大事!!

3つとは、「重さ」「厚さ」「性能」です。

例えば「重さ」頑丈さや防音の上昇に役立ちますが、やり過ぎれば重くて取付困難なドアになります。
DIYで制作する場合、木の板を使用することが多いと思うので、重くなりやすいです。

次いで「厚さ」は防音性能の上昇に役立ちますがドアの稼働半径が大きくなるので隙間が出来やすくなります。

最後は「性能」。むしろ最初の設定ポイントですが、これを高める為には「重く、厚い」方向に進んでしまいますので、上記2点のデメリットをしっかり確認してほしいと思います。

ここを大雑把にすると、制作途中で不安になり、どんどん重く、厚くなり、結果納まらないなど、トラブルの元になるのでバランスが大事になるという意味です。

今回のドアはそれなりの性能が必要だったので、通常のドアよりオーバースペック気味です。



一応今回制作したドアの紹介をしておきます。
幅750mm
高さ1800mm
重量は40〜50kg程度
扉構成は外側から「コンパネ12mm、ランバーコア19mm、パイン集成18mm、高性能グラスウール36k105mm、ベニヤ5mm」となってます。




画像は一気に飛んで板完成後にグラスウールを詰める枠をつけたところです。

枠組み

次にグラスウールを詰めて、防湿フィルムを貼ったところです。

断熱敷き込み

ベニヤ板を貼ったところです。とりあえず現状ここまでで、後で塗るかなぁ…と今考えているところです。

とりあえず

外側から見るとこんな感じ…全体的に未完成な感じが伝わってくる。

とりあえず

扉を横から見たところです。後からグラスウールを付け足したのでドアノブ部分を活かさないといけない感じになってしまいました。もちろん、この部分の防音性能は扉だけと変わりません。

塗ってないし…怪我しないように角はコーキングしちゃいました。ほんとうは塗料が乗らなくなるので、塗装後にやってください。

とりあえず

一人で制作する場合は(出来ないことは無いが)出来るだけ、軽量に仕上げる方がメンテナンスが簡単で良いかなと思います。



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