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水回り工事


最低限「水対策」はやっとこう!!!

今回は元々水栓のある場所だったのでシンクやら材料の紹介をしていきます。

冒頭で書きましたが「水対策」は建築物の寿命を大きく左右します。

例えば雨漏りでは屋根材や断熱材、付随して臭いやカビ、シロアリなんかがありますね。

キッチン等ではどうかというと、臭いやカビ、床への浸食、腐りなど、周囲に対して甚大な被害を与える部分です。

高みを目指す人にとっては「保健所の基準」というところもあると思いますが、まずは漏れないこと、壊れないことです。設計は慎重に行ってください。



水回り

イベント後で片ついてませんが、ぱっと説明しますと、【飲食店基準】という観点からシンクは2つにしてあります。蛇口の数は一応それぞれにつけています。

給水について保健所目線でいうと熱消毒ができる必要があり、現時点ではその要件を満たしていない状態です。まぁ基準以前に食器洗うのに冷水しか出ないのはとても不便です(笑)

この対応策としては、給湯機の設置が理想で、瞬間湯沸かし器でも可とのことです。瞬間的にでも沸騰させられる機材が必要とのことでした。

現在車庫にはガスを通しておらず保留しています。ガス代など固定の出費が増えることになるので、ガス使う部分は後でまとめて検討しようと思います。

水回り

今回非常に狭い場所だったのでシンクの一つにフタをつけて普段使いでは作業部を広く取れるようにしました。

このフタですが、キッチン台の天板を切り出す際にくり抜いたものをヤスリ掛けして使用しています。画像奥の角は蛇口分切り抜きましたがその他は加工なしです。

くり抜く時、丸鋸などの刃の厚さ分(今回2mm)小さくなりますが、もともと台とシンクの接合部にはコーキングが必要なので問題ありませんでした。

むしろコーキングが緩衝剤の役割をするので角が欠けたりするのを防げます。

下段収納

台の下には扉をつけて荒い部分を隠しています。

扉の一番奥は水道関係の点検用、その手前は小さな冷蔵庫とスプーンなどを入れる引き出しになっています。

サーバー収納

その手前の観音開きの戸はキャスター付きの取り外せるユニットで、主にビールサーバーが納まっています。

手洗い器

洗面台ですが、保健所に確認をとったところ、肘まで入って洗えるようなサイズのものが必要とのことだったのでこのサイズになってます。画像上はやってませんが、ハンドソープなども壁に固定したものでないといけないそうです。(今申請すると指摘されます)

他にも蛇口はセンサー式が一番良く、次いでレバー式、ひねるタイプは非推奨といわれました。極力触れないようにという判断基準のようです。

手洗い後にも注意事項がありまして、画像上のシンクの右にある「使い捨てのペーパータオル」は問題ないそうですが、使い回せるタオルなどはダメだそうです。

この辺りは覚書『保健所目線の内装』にてまとめようと思います。



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